2018年明月院あじさい開花情報② コワーキングスペース&シェアオフィスことkama.発信!

1 2018年5月20日(日)明月院あじさい開花情報②

今朝もコワーキングスペース&シェアオフィスことkama.は静かな朝を迎えています。最低気温13.2度と4月上旬並みで、冷たい北風が吹いています。

今朝の時点で、明月院の入口付近の紫陽花は9つほど咲いていました。9日前の5月11日は5つだったので4つ増えたのと、ひとつひとつの花が大きくなっています。あと、これから咲きそうなつぼみも大きくなっています。例年だと6月中旬が見頃とのことですが、今年は早いので6月上旬に見頃が来るかもしれません。

 

2018.5.20明月院のあじさい開花情報

 

2018.5.20明月院のあじさい開花情報

 

明月院の案内版(2018.5)

 

観光客は徐々に増えていますが、あじさいを見たいのであればまだまだ早いです。明月院から出てきた方々から「ちょっと早すぎたわね」という声が聞こえてきました。紫陽花はまだですが、天気が良くて気持ちいいです。

2018.5.20明月院通り

 

2 夏は涼しく冬は暖かい、北鎌倉の明月谷の気候

コワーキングスペース&シェアオフィスことkama.は、明月谷と呼ばれる谷戸に立地しています。南、北、東は山に囲まれて谷になっています。冬は暖かく夏は涼しいというのが鎌倉の気候の特徴ですが、ココはちょっと違って、冬の日中は暖かいが朝は冷え込み、夏は涼しい、という気候です。

ことkama.には外気温を計測できる温度計を設置しておりますが、今年に冬の最低気温は、1月にマイナス5.7度を記録しました。谷戸は冷気が山から下りてきて溜まることから、朝の冷え込みが強いと言われています。一方、日当たりの良い日中は、冷たい北風は山で遮られ、暖気が谷に溜まってポカポカと暖かくなります。

一方夏は、コンクリートが少なく、ほとんどが山と緑に囲まれ、またきれいな明月川が流れていることもあり涼しいです。たとえば、バイクや自転車で鎌倉街道から明月院通りに入ると冷やっとします。

また、風が上空と逆向きに吹くという地形となっているのも大きな特徴です。つまり、南風が吹く夏は北風になり、北風が吹く冬は南風になるということです。なぜそうなるのかですが、色々調べたところ、例えば今日のような北風が上空を吹いていても、低空の北風は山にぶつかり谷を下り、谷戸の地面付近は南からの逆風になるということらしいです。

以下の航空写真の上が北で下が南です。なんとなく想像できますでしょうか?ちなみにこの写真では、ことkama.はまだ建物が建っていません

ことkama.上空の航空写真(Googleマップ)

どうでも良いことだと思っている方は多いと思いますが、気象や気候に関心がある人にとっては興味深い話だと思います。

ちなみに、冬暖かくて夏涼しい気候の土地をお探しの方、いらっしゃると思いますが、鎌倉の谷戸は超おすすめです。

ちなみに冬暖かくて夏涼しい気候の土地を調べてみると、神奈川県内では鎌倉のほか、逗子、葉山、湘南といった沿岸沿いです。海水温度が気温よりも安定しているのが理由です。また、神奈川県外では、銚子や伊豆も同様の気候とのことで、やはり海沿いが過ごしやすいようです。

ちなみに、真夏の東京や横浜が35度以上の猛暑日でも、北鎌倉の谷戸は30〜32度とかなり涼しいのは体験済みです。

 

コメントは利用できません。

ことkama. への問合せはこちら

アクセス/問合せ