1 食レポ北鎌倉 第2弾 新とみ(寿司/ラーメン)でランチ
コワーキングスペース&シェアオフィスことkama.の管理人・元手打そば経営・手打そば職人・飲食店コンサルタントの高久がお届けする北鎌倉グルメ情報!第2弾です。前置き長いですが、今回も真面目に食レポします。
まず、飲食店名のサブタイトルにもありますように、(寿司/ラーメン)というコンセプトが非常に微妙で、入口で立ち尽くすほど不安を感じました。なぜ寿司とラーメンを一緒にしているのか?仮に高久が営んでいた手打そば店に例えると、(手打そば/ピザ)というような組み合わせになります。飲食店を経営していた立場では絶対考えられません。。。
立地は、北鎌倉駅の正面口を出て左の建長寺方面に向かい260m約3分です。北鎌倉で最も飲食店や小売店が集中している場所です。といっても鎌倉駅に比べたら数十分の1です。
◆鎌倉市山ノ内1376。10:30〜17:00。木曜定休
2 ラーメンセット(のりまき・いなり)780円
ランチ時に入店。当店で最もオーソドックスであり、ラーメンと寿司の両方を低価格でいただける、ラーメンセット(のりまき・いなり)780円を注文しました。
パット見、昔懐かしい普通のしょうゆラーメンという感じです。ラーメン単品は570円ですので、中華料理大陸の450円より120円高いという価格設定です。ですが、見た目ですが、メンマ、青菜、なるとが入っておりますのでやや豪華です。
麺はかなり固めで、ひとことで言うと「茹で足りない」麺でした。固いというか、茹でたの?という状態です。芯が残るほど堅めが好きな方は良いと思います。
スープは大陸のラーメンよりも濃いめですが、ダシが利いてない?ダシはどこ?という感じで、旨味が弱い点がマイナスでした。
3 のりまき・いなり
セットでついていた「のりまき」は、かんぴょうに味がしみていて美味しかったです。一方、おいなりさんは好みが分かれそうです。
煮汁に浸けた「いなり揚げの袋」に酢飯を入れて、しばらく時間をおいて酢飯に煮汁を浸透させているのが通常です。しかし当店のいなりは作りたて。煮汁に浸けた「いなり揚げの袋」に酢飯を入れて直ぐに食べるという状態ですので、酢飯に煮汁が浸透していません。ですが、新鮮な感じはします。一方「いなり揚げの袋」に煮汁がたっぷり過ぎてベタっという感じがしました。個人的には美味しいと思いましたが、好みは分かれると思います。
4 店内の様子
店内には、奥に座敷が有り、ランチ時間という事もあり高校生が5人ぐらいでガヤガヤ食事をしていました。ラーメンであれば高校生でも食べられる金額だからだと思いました。その他、日本人と外国人の家族連れでした。特別に居心地がいいということではないと思います。
何度見てもラーメンと寿司が混在していることが不自然でした。
なお、おむすび120円は良心的です。
5 店外
和食店であることは明白な店、ファサードであるが、なぜ中華?は不明です。おそらく、寿司だけでは日常の観光客を取り込めなかったからだと思います。
6 結論 ★3
ラーメン2.5、のりまき・いなり3.2。よって総合評価★★★となりました。
食べログでは★3.3、Google口コミでは★3.7と高めですが、そこまでは高いか?と思った次第です。
ちなみに、ラーメンセットは、小食の人でなくても、かなりお腹一杯になると思いますので、ボリューム重視の方はおすすめです!