皆さん
お世話様です。古都北鎌倉コワーキングスペース&シェアオフィスことkama.管理人の中小企業診断士の高久です。
2021年4月22日(木)17時半から、事業再構築補助金Webオンラインセミナーを開催します。そのご案内と事業再構築補助金の情報をお伝えします。
今年度の政府の目玉政策の1つであります事業再構築補助金の第1回の公募がはじまっています。1兆1400億円という前代未聞の予算規模です。すでに申請を目指す事業者さんの支援はスタートしていますが、事業再構築補助金の要件を満たすのは、それなりにハードルがあります。少し長くなりますが簡単にご説明いたします。
1 事業再構築補助金とは(補助金事務局の公式サイトはこちら)
コロナの影響が長期化し、当面の需要や売上回復が難し中、ポストコロナ・ウィズコロナに対応するために、中小企業や小規模事業者、個人事業主の方々はどう生き残って良いのか非常に厳しい状況に追い込まれています。
そこで、事業の再構築を国の補助金で支援することで、なんとか生き残りを図って行こうという事業です。その結果、日本経済の構造転換を促すことができるのではないかという狙いです。
2 事業再構築指針について(指針のリンクはこちら)
事業再構築には、新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、事業再編の5つに分類されており、どれも「リスクを取った思い切った事業再構築」という位置づけになっています。リスクがあるから補助する、ということになります。つまりは、これまでの事業の延長ではなく、未経験かつ実績がない新しい再構築事業が対象になります。
3 事業再構築の例
・店内飲食だけの営業だったそば屋が、宅配やテイクアウトを新たにはじめる
→これは再構築事業とは言えません。この場合、小規模事業者持続化補助金に申請すべき事業です。
・金属加工の中小製造業が、新規顧客の要求に対応するためにマシニングセンタを導入したい。
→これも再構築事業とは言えません。この場合、ものづくり補助金に申請すべき事業です。
・居酒屋とラーメン専門店(イートインとテイクアウト)を営んでいたが、居酒屋は閉鎖し、そこに焼きそば専門のイートインとテイクアウト事業を開始したい。
→焼きそば専門店はラーメン店と業が類似しており、また居酒屋メニューにも焼きそばがある。この場合、未経験で実績がないとは言いにくい・
→またイートインとテイクアウトも実績済みであることから、事業再構築補助金の要件を満たしているとは言えない可能性が高い。
4 事業再構築活用Webセミナー
2021年4月22日(木)17時半から、事業再構築補助金Webオンラインセミナーを開催します。
主催は平塚商工会議所、平塚信用金庫、平塚市などの共催のセミナーとなっています。
国が出している事業再構築指針の手引きは、分かりやすいようで分かりにくいので、申請希望事業者のうち多くが要件を満たしていないということがよくあります。そこでセミナーでは簡単に判断できるオリジナルツールを紹介します。また、要件を満たした場合の採択のポイントを超分かりやすくお伝えします。
5 事業再構築の申請支援について
高久は事業者さんへの直接契約による支援は行っておりませんので、各中小企業支援機関を通じたご支援になります。
成功報酬やキックバックで事業計画書や申請書を代書するという不逞の輩がいますが、これはいかがなものかと思っております。
なお、コワーキングスペース&シェアオフィスことkama.利用者の皆さんには、代書はいたしませんが、ご支援は無料でいたしております。これもコワーキングスペースことkama.の一つの特徴となっております。
ちなみに、会場開催はなく、全てZoomによるオンラインになります。
応募は上記の平塚信用金庫のリンクからお申し込みできます。