1 オンラインミーティングが当たり前の時代
コロナが流行して1年半以上経過しています。その結果、Zoom会議やオンラインセミナーなど、非対面のビジネスシーンが当たり前になりました。
古都北鎌倉コワーキングスペースことkama.の管理人の高久も同様で、複数人のプロジェクトのミーティングは100%Zoomによる非対面です。また、中小企業診断士の教え子さんたちを集めたつぎ夢経営研究会も1年以上前からオンラインとリアル開催のハイブリットで実施しています。
さらに、事業再構築補助金などのセミナーも今期の依頼は、ほとんどがオンラインのみか、オンラインと会場とのハイブリット開催になっています。
国民の多くがワクチンを摂取しても、この流れは変わらないでしょうし、移動しなくて済むという利便性を知ってしまった以上、なかなか元に戻れないと思います。
ちなみに、高久は鎌倉市のワクチン接種(ファイザー)を2回打ちました。鎌倉市もワクチン接種かなり進んで、現時点では8月24日(火曜日)午前9時から27歳以上の予約がはじまります。政府が言う通り10月末で国民の摂取希望者の8割が終わり、コロナが収まってくることを期待したいです。
2 コワーキングスペースの利用の変化
以上から、コワーキングスペースの利用ニーズにも変化が生じてきました。これまでは、とにかく静かに集中して仕事をしたいというニーズが一番でした。しかし最近では、オンラインミーティングやオンライン営業などに使いたいという要望が増えてきました。先日も、オンラインミーティングや会議が中心で利用されたという方々を2回連続でお断りしてしまいました。その件があり、心苦しく思い、なんとか変えていかなければならないと思いが強くなっておりました。
しかし、古都北鎌倉コワーキングスペースことkama.は、静かさが取り柄であり、しかも小さいコワーキングスペースですので、電話ブースや個室ブース、防音ブースをつくることは不可能でした。なんとかニーズに対応しなければならないという思いがさらに強くなり、情報収集しながら検討してまいりました。
3 個室防音ブース「だんぼっち」の設置!
ネットで見つけた段ボール素材の「だんぼっち」という商品を一昨日導入いたしました。防音効果は完璧ではありませんが、これまで設置していた防音材と一緒に使用することで、ある程度の防音効果を出すことができました。なかなかおもしろい防音ブースです。
かなり狭いですが、日本人は狭い空間が好きな方が多いので、その方にとっては良い環境だと思います。とくに「子供の頃に押入れの空間が好き」な人に向いています。鎌倉は小さなスペース、狭い道が多いので、鎌倉らしいコワーキングスペースと言えそうです。
価格はAmazonで88,000円(税込み送料込み)です。高いか安いかは微妙。
組み立ては二人で1時間かかりませんでした。思ったよりも簡単でした。福島県の神田産業という会社の日本製品ですので、日本語の説明書も丁寧です。
完成後、中に入った感想ですが、狭いものの肩や肘がぶつかることもなく、ギリギリの空間です。かなりオンライン会議に集中できそうです。
ただし、夏は熱くて使えそうもありませんので、夏はドアを開けたまま使ってOKにしました(笑)。
一方、冬は暖房いらずだと思います(笑)。
4 防音ブース「だんぼっち」の利用の注意点
1)利用は「掘りごたつ」「大テーブル」と同様に予約優先とし、Googleカレンダーで予約いただきます。
2)利用時間も掘りごたつ同様に、一人1日3時間までです。
3)空いているときは、3時間を限度に自由にお使いいただけます。
4)ご利用中の時は札を「使用中」に、利用が終わったら札を「空室」にお願いします。
5)暑い時は、ドアを開けたまま使っていただいてもOK。それでも多少は防音効果が期待できます。
現物を見るとフザケてるのか?と感じてしまうと思いますが、真面目に取り組んでおります(少しフザケてます)。
これで、思う存分、古都北鎌倉コワーキングスペースことkama.でZoom会議やオンラインミーティングができそうです。
防音ブースのご見学OKですので、お問合せフォームよりご連絡いただければと思います。