古民家風のコワーキングスペース&シェアオフィスに仕上げるには梁と柱の真壁
建築物の1階スペースがコワーキングスペース&シェアオフィスになるのですが、古民家風であり、武家屋敷っぽい演出をすることをコンセプトとして大切にしています。
古都の象徴でもある北鎌倉にオフィスを構える意義として重要だからです。
現代の木造建築では、柱や梁は壁の中となり見えません。当建築物は、真壁という手法により、柱と梁が見えるように設計し建築されています。
ちなみに、梁の太さは最大360mmとなっており、通常の木造建築ではあり得ない太さです。ただし天井を張ると太さは半減しますが。。。
梁と柱の色
通常、柱や梁は無垢のまんまの色ですが、古民家風にするには墨色します。古民家は、囲炉裏や掘りごたつなどの炭や薪の煙でいぶされ、また経年によって黒光りします。この黒光りの色、とっても大好きです。しかし、新築ではこれは無理です。よって、着色することになるわけです。下の本物の古民家建築の梁と比べると、ぜんぜん味気ないですが、こればかりはしかたないです。
その色をどうするか、実際に塗って確定しました。アイキャッチ写真の一番右にある黒にしました。木目が残りますので良い感じです。どんな感じになるかはできあがってからのお楽しみです。
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